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ピアニストを越えた表現者

幼少時代からピアニストとして演奏活動をしていた、

皆さんもよく御存じのランランさん。

迫力のある演奏やテクニックはさることながら、彼の奏でる音楽は

彼自身そのものを思わせるような、いい意味で

クラシックとは思わせない演奏ですね。

枠にはまらないと言いますか、

クラシック(古典的)ではないんです。

個人的に、その枠にはまらない彼のスタイルが

とても好きです。

ピアニストには色々な人がいます。

自分の演奏を聴いてもらいたい!

好きになってもらいたいと思う人や、

観客に楽しく、心地よく聴いてほしいと

願いながら弾く人。

作曲者の想いを後世に繋げたい、

作曲者の想いを第一に考えて

伝えたいと想う人。

自身が抱く気持ちや想いは

どんなものでも良いと思います。

間違っていることなどはないですし、

それがプレーヤーのカラーになります。

ランランさんは観客を魅せる人。

しかもそれが卓越した人なのではないかと

私は思っています。

演奏会、特に海外では素晴らしい演奏であればあるほど

観客の歓声や拍手は大きくなりますが、

ランランさんの演奏後の反応は

ライヴで一流バンドマンが演奏した時のような

熱狂的なものです。

本当に聴きに来てくれているお客さまが

心から楽しんでいるのが動画を見ただけでも

伝わります。

彼のスタイルは否定的な人も多く、

特にピアノや音楽に関わっている人は

荒削り

表現が極端

音楽が壊れている

など手厳しいコメントをしている人もいるようですが、

私はそうは感じません。

『魅せる』ことは誰にでも出来ることではありません。

テクニックがずば抜けていて、『すごい!!』と

思う演奏が全て『魅せる』演奏だとは限りません。

彼の演奏は、否定されるほど自分勝手で

好き勝手弾いているのとは違うと思います。

聴きに来てくれた観客に楽しんでもらい、

全体を巻き込んで一つの音楽、

一つのコンサートを作り上げている、

ピアニストを越えた表現者。

私はそのように感じます。

チャリティーコンサートにも積極的に

取り組んでいるようで、恐らく彼のスタイルが

クラシックとはあまりなじみのない人も

引き込むことに繋がっているのではないかとも

思います。

なかなか簡単に出来ることではないです。

音を楽しませ、魅せる人。

素晴らしい音楽家だと私は思います。

ライヴものはこれしか見つけることが出来ませんでしたが、

お興味のある方は聴いてみてください。

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